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2007年8月

語る者たち

 今日は快晴です。

 今日も世界が涙を、あるいは笑いをかもしれませんが、堪えて震えています。

 

 

 雪子はつつじの花の蜜を吸います。

 それを、春樹は眺めます。

 彼も同じことをします。

 ふたりは「おいしいね」とほほ笑みあいます・

「こんなことしたの中学生ぶりかしら(微笑)。」

「たしかに!それ位だよね~。」

とっても幸せです。

 今日は初めての〈初めてキスした記念日〉です。

二人は、昨年のこの日の夜に食べたお店に行きます。

決して高級なお店ではありません。

彼が、彼女がそばにいてくれる幸せを改めて感じます。

 

 

 もう空は暗くなります。

周りの家の灯りは何かに抵抗するように、淡く寂しそう、街灯は何かを咎めるように、硬く鋭く、ぼくは何かに怯えるように、透明でささやか。

二人には互いに秘密があります。

春樹は一週間後から少なくとも二年間ドイツ本社で働くことが二週間ほど前に決まります。急に飛び込んできた出世するチャンスです。

まだ雪子に言い出せずにいます。

 雪子は春樹の子をその身体に宿していることを、先日病院へいって検査して知ります。

 雪子は来週の彼の誕生日に伝えようと思います。

 彼は当然結婚しようと言ってくれると雪子は思います。

 三日後、春樹は初めてキスをした日に行ったあのお店に雪子を誘います。

 雪子は〈初めてキスをした記念日〉でもないのに、なぜそこに誘うのかわかりません。

 そうはいっても、雪子は喜んで誘いを受けます。

 春樹は思い切って語り出します。

 「あのな、おれ来週の火曜日の朝の飛行機に乗って、ドイツまで行かなきゃならなくなっちゃったんだ。たぶん、短くても二年は帰ってこれないし、実際いつまでかかるか今のところはわからないんだ。でも、最初で最後かもしれない出世するチャンスなんだ。ごめん。こんな急になっちゃって。ほんとはもっと前に決まってたんだけど、なかなか言い出せなくて。あのな、でもおれゆきりんのことほんとに好きだから、だから、待っていてくれないか。今よりもずっと偉くなって、そしたらここよりもずっと高いお店に連れってやるんだ。」

 雪子は曖昧な表情を浮かべます。

 何かに気づいたように、だけど何かを捨て去る覚悟を決めたように、危うい光を瞳に燈らせて、雪子は語ります。

 「わた

 

お母さんがもう寝なさいと言いに来ました。

 このDVDは返却期限までにはまだ三日あります。だから、焦る必要はありません。ぼくは潔く眠りにつくことにします。

 The end.

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はにゅう

 サッカーをTVでかけていて、「はにゅう」と聞こえたときに、えっ? と思ってしまったぼく…、あぅあぅあぅ~。

 ※「羽入」は「ひぐらしのなく頃に」に出てくるキャラです。羽生はサッカー選手です。

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ひぐらしのなく音に

 「ひぐらしのなく頃に」のアニメを見てから、蝉の鳴き声の中でひぐらしだけは聞き分けられるようになりました。そうするとひぐらしだけが妙に際立って響いてくるんですよね。不思議です。世界が少しだけ豊かになったような感覚になります。

 鳥とかちょうちょとか木とか花とか、いろいろ知ってたら世界は違って見えるのかもしれないですね。

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賭け

 愛することって、たくさんの矛盾を抱えることでもあって、だからこそそれは危険な賭けであると同時に、唯一の救いなのだと思う。

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いろいろ

 いろいろな所からいろいろな人が集まり、いろいろな日々を送り、いろいろなことを考え、いろいろな過去を背負い、いろいろな現在を見て、いろいろな未来を描き、いろいろな思いを抱き、来て、それぞれの道を歩み続ける。

 「川の流れのようにおだやかにこの身をまかせてみたい」人もいるでしょう、「ギリギリでいつも生きていたい」人もいるでしょう、「毎日毎日」「鉄板の上で焼かれてやになっちゃう」人もいるでしょう。

 「3歩進んで2歩下がる」ことなど許されない人生という時ですが、「雨に降られてぬかるんだ道でもいつかはまた晴れる日が来るから」、一生懸命におだやかに誠実に歩いていきましょう。

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優しい嘘

この今が

目の前のあなたが

どれほど大切か

この命がどれほど大切か

わからないよ

失ってから気づく

それが真実なのかもしれない

のっぴきならぬ宿命なのかもしれない

でも、嘘でもいいから、思ってごらん

ここはひとつ、偽善者になってごらん

その時世界は産声をあげるから

暖かな光と微笑みが心に満つるから

嘘だと思って、ここはひとつ、希望に満ちた嘘をついてごらん

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短歌

  ほろ苦き コーヒーなぜか 身に沁みつ 

           君おもうてぞ こころからるる                  

      (重・思、駆・枯・離) 

  

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遅延

 人身事故が起こったとき、もはや人身事故=電車の遅延、そんな雰囲気を感じる時、ふと怖くなります。何か、間違っている。どこか、狂っている。

 薄暗くなってきたころに、人通りの少ない道の踏切で電車が通るのを待っている時、カーンカーンカーンという音が、妙にさみしく感じます。電車が通る姿を眺めていると、電車というものが凶器であり狂気であるような気持ちになります。

 電車に乗って、日々通学しています。

 あっ、ふと「ぬ~べ~」のてけてけを思い出しました(^_^;) 

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ひとつめ。

 世界には男子高生よりも女子高生のほうが多いのではないか。

 いきなりこんなこと言ってもへ?って感じですが、みなさん、外を歩いていて見かけるのは男子高生より女子高生のほうが多い気がしないでしょうか?

 そうぼくが感じる理由を考えてみました。

1.ぼくが男の子であるから女の子に目が留まりやすい。              

2.男子は制服で外を出歩くことを女子に比べてあまり好まない。

 これくらいしか浮かびませんね~。みなさんはどう思いますか?そもそもがぼくの思いすごしだったりしますかね…。

ふたつめ

 「ハヤテのごとく」と「らき☆すた」を知っていますか? この二つのマンガ(ともにアニメ化されている)ではそれぞれ女性で中心キャラの三千院ナギ、と、泉こなた、がいますが、ともにオタクですよね。

 さて、大人気のこの二作品でオタクの女の子が出ている、というのは、なんかあるのではないか、と思ったわけです。

 ツンデレ、ドジっ子、などと同様に一つの”属性”となっているのかもしれません。

 ただ、思うのは、このオタクの女の子、という存在は、(オタク男子がある種市民権を得ているように)世の中がいろんな女性の在り方を認めるようになった、ということを示すと同時に、(一部の)男性が望む新たな女性像を生産している感が否めない気がします。

  まぁ、そんなこと言ってる自分が、これらの作品を見て楽しんでいるわけですが…。こなた、いいですね(笑)

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かわいい科学

 はじめての記事、緊張しています。浅薄な知識しかありませんが、ぼくなりに書きます。

 現在進路に悩んでいます。でも、高校の頃は、一応物理を専門に学ぼう、と考えていました。

 科学について、生命科学や物理についての本を読むと、どうしてもぶつかってしまう問題があります。科学(サイエンス)に責任があるのか、技術(テクノロジー)に責任があるのか、科学・技術は制限さるべきか、できるのか、という問題です。

 この夏休みについに前々から行きたかった広島へ旅行に行くことが決まり、改めて勉強をし始め、先日「原爆災害―ヒロシマ、ナガサキ」(岩波書店;岩波現代文庫)を読み終えました。そこに描かれている世界は、戦後第二世代のぼくには正直想像できるものではありませんでした。わかった気になるしかできない気がしました。心に残った言葉をひとつだけここに引用します。熱線によりケロイドになった被爆者の言葉です。

  「(ほかの被爆者と)いろいろ話合った揚句は同じように、戦争の残酷さ、生きたことの悲しさ、無念さを語り、涙を浮かべられるのであった。」「痛ましくも哀れで、その光景は今も焼きついたように私の眼底から離れない。恐らくその人たちは命ある限り暗い人生を送るのだ。」(括弧内筆者)

 なんて人生だろう。生きたことを悲しいと述べるその心を、たぶんぼくは理解できていない。命ある限り暗い人生を送る…。

 戦争を原子爆弾を正当化することは感情的にも論理的にもできちゃいけないんだと思う。真珠湾を攻撃した日本は悪い。原子爆弾を落としたアメリカも悪い。戦争が早く終わったとかは別問題。一緒にするとわけわからなくなる。お互いに謝ろうよ。反省しようよ。わかった気になればいいじゃないか。だって、もうわかっちゃいけないんだから。わかった気になって、みんなでやめようよ。共同幻想でいいよ。思い込むことも時に大切だよ。

 でも、世の中を見ると、そんなこと考えて満足してしまいそうな自分の無力さに気づく。

 少し話が戦争に傾いてしまいました。実際は科学・技術は日常の隅々に介入しています。環境問題、脳死、臓器移植、クローン、インターネット、拳銃、車、薬、食品 etc。

 有名な話がある。E=mc^2というアインシュタインが見つけた式が原子爆弾の根本の理論式であり、またアインシュタインが米に開発を進めるよう述べる文書に署名をしたというものである(後に悔いたという。核廃絶を求める運動にも積極的に参加した)。アインシュタインは日本に原爆をもたらした罪が、個人的な良心の痛みなどとしてではなく、社会的に有ったのだろうか。童話作家のミヒャエルエンデはアインシュタインの二面性(一方で科学は自由だと述べ、一方で原子力の研究を反対する)について指摘し、科学は人間存在をもともと考えたものにならなければいけない、とNHKスペシャル「アインシュタイン・ロマン」で述べている。朝永振一郎は科学には技術へ応用することを止められない何かが現実にあるということを述べている。岩波講座「地球環境学1」では、科学はその本質が拡大追及的であり、止まろうとするものは競争に負けるし、みんなで一斉に、という状況は極めて不安定であり、拡大を止めることは難しいという現実をまず認める必要性を述べている。

 ぼくはこれらの話になんらまともな回答を持たずにこの文章を書き始めました。だから、こんな尻切れトンボみたいになってしまいました。でも、やっぱり考えることには意味があると思います。みなさんも、考えてみてください。もちろん、いわゆる文系の方もですよ♪

 ただ、最近思ったことがあります。ぼくは美しいものではなく、かわいいものをもとめていきたい。きっと戦争に美しさを見る人がいる。殺人に、窃盗に、詐欺に。原子爆弾に、クローン技術に。でも、きっとそれらにかわいさを見出す人はいないと思います。だから、ぼくはかわいい科学、微笑ましい科学の可能性を追求してみたい。あまりにも漠然としてて、抽象的で、中身の定まらない表現で、具体的に何をしたいのか自分でもわかっていません。だから、まずは、いろんなことを勉強していかなければです。ふと、そんなことを思いました。

 支離滅裂ですいませんでした。う~ん、まだまだ未熟ですね。読んでくれた方、ありがとうございました。

 もし私たち現代人が巨人の王国ブロブディンナグ国(参照:ガリバー旅行記)へ行って話を聞かせたら、国王はどんな反応を示すでしょうか?

 

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はじめまして

 はじめまして。陽月(ひづき)です。これからよろしくおねがいします。

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